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睡眠

昼寝でパワーアップ

投稿日:2014年3月11日 更新日:

短時間の仮眠で活力を取り戻す

私は学生ですが、午後になるといつもすごく疲れて、昼寝を長めにしないと夜に勉強ができません。トレーニングだけでなくスポーツも行っているので、運動量はかなりの量になります。食事についてはできるだけ正しく摂るようにしているのですが、疲れていて何もできないような状態なのです。どうしたらいいのか、アドバイスをお願いします。

おそらくあなたは、昼寝には効果があることに気づいているはずです。昼寝にはいろいろな効用があると考えられますが、たいていの人の場合、そうした時間がとれないことのほうがむしろ問題といえます。トーマス・エジソンの昼寝の話は有名ですが、彼がたくさんの発明をしたのも昼寝のおかげだったかもしれません、ただし、昼寝がいいといっても、夜の睡眠不足の弊害を、昼寝で完全に解消することはできないでしょう。朝の目覚めが悪い人は、夜に睡眠が|-分にとれているかどうか考えてみる必要があります。 スポーツ選手であれば、昼寝などで仮眠をとることは、パフォーマンスの向上jこ役立ちます,かつて米オリンピック水泳チームで生理学部門を担当し(1994〜1998年)、現在はコネチカット大学(ストーズ)助教授を務めるジャシ・バン・ヒーストほ士は、仮眠の効用について次のように述べています。 「私が指導したスポーツ選手の多くは、よく昼寝をしていた。運動量が非常に多かったので、体を休め、エネルギーを回復させる時間をとる必要があったのだ。 重要なことだが、トレーニングに体を適応させるには休息が必要だ。だが、体を休める重要性を軽視している人が多い(夜の腫眠だけでなく、昼寝や休息日の必要性についても)。複数の研究で示されているが、パフォーマンスの高い選手と低い選手を比較した場合、どちらも1日の睡眠時間は同じでも、パフォーマンスの低い選手のほうか睡眠の質がよくないという結果が出ている」

睡眠の科学 ハーバード大学の研究者たちは、仮眠に効果があることを認めています。昨年夏の研究で、仮眠をとることで学習能力が向上するという結果が得られたのです。1時間の長めの昼寝をするほうが、30分の場合よりも高い効果がありました。昼寝をすることで、脳をリフレッシュできると、この研究者たちは説明しています(『NatureNeu}oscience』2002年7月号より)。

がなくなることが往々にしてあります。このハーバード大学の研究者たちは、こうした消耗には神経系のネットワークが関わっているという説をたてています。くり返し情報が送られ続けることで脳の視覚野が飽和状態になり、処理能力が妨げられてしまうのではないかというのです。 睡眠には徐波睡眠(訳注:ノンレム睡眠ともいわれ、脳波の形が大きくゆっくりとしていて、深く眠っている状態)とレム睡眠(浅い眠り)の2つの種類がありますが、これがくり返されて、神経系のネットワークが回復していきます。1時間の昼寝では30分の場合に比べて、睡眠による回復効果が4倍も高かったと、先の研究では報告されています。 というわけで、少し長めに昼寝をしてもいいのです。仮に無理やり起きていようとしても、勉強でも何でも、思うようにできないはずです。それよりも効果的に昼寝をすれば、頭の働きも体もリフレッシユされ、よりうまくいくはずです。

十分に眠ること
もう一つ、睡眠に関するハーバード大学の研究で、運動スキルの習得能力との関連を調べたものがあります(『Neuron』誌2002年7月3日号掲載)。スポーツや音楽のスキルの学習能力に関わるものですが、この能力が最大限に発揮されるようにするには、毎晩の睡眠の最後の2時間が特に重要な段階(「第2段階のノンレム睡眠」といわれるもの)であると、この研究者たちは述べています。毎晩しっかりと睡眠がとれていない人は、この重要な過程を逃していることになるのです。 「現代生活では睡眠時間が削られているので、脳を最天眼に働かせ、学習能力を引き出すのにはマイナスになっている可能性がある」と、この研究を主導したマチュー・ウオーカー博士は述べています。昼寝をする以外にも、夜は少し早めに寝るように心がけることも重要です。 また、疲労感があまりに強く、昼寝をしないと体がもたないという人は、健康上なんらかの問題があることも考えられます。昼寝をしたり、夜早めに寝るようにしても、そうした状態かひどかったり、続くようであれば、医師に診てもらうべきです, 学生であれば、昼寝の時間をとることもできますが、働いている人はそうもいきません。そこで、ドイツで考案されたエアバック・デスクといったものもあります。これは、空気を入れて膨らませる大きな枕付きの机で、仕事中に仮眠をとれるようにしたものですが、ただし考案者は次のようにつけ加えています。 「(仕事中の仮眠とはいっても)これは人を24時間デスクに縛りつけておくためのものではない。机から離れて、リフレッシユする必要がある」 つまり、そこで重要となるのが、定期的な運動、ウエイト・トレーニングを行うことというわけです!

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